<object>要素には代替テキストが必要です
修正方法
内部テキスト、title 属性、aria-label
または aria-labelledby
を用いて、すべての埋め込まれた <object>
要素に代替テキストを指定します。
aria-label の例
<object id="object123" aria-label="Video Clip" param="abc">
alt
テキストの例
<object id="object123" alt="Video Clip" param="abc">
なぜ重要なのか
スクリーン・リーダーには、非テキストコンテンツをユーザーに通知できるテキストに変換する方法がありません。その代わり、それらは代替テキストを読み上げます。スクリーン・リーダーのユーザーが埋め込まれた <object>
要素から情報を得るには、短く詳細な代替テキストを持つ必要があります。
object
要素はドキュメント内の埋め込まれたオブジェクトを定義します。それは、マルチメディア (オーディオ、ビデオ、アプレットなど) や他の web ページをドキュメントに埋め込むために使用されます。object 要素は、スクリーン・リーダーのユーザーがオブジェクトのコンテンツを理解できるよう、テキストによる代替が必要です。
テキストによる代替を書くとき、alt テキストの目的は全盲のユーザーに画像の内容と目的を伝えることが目的だということを忘れないでください。全盲のユーザーは、目の見えるユーザーが画像から得る情報と同じだけ alt テキストから情報を得られるべきです。alt テキストは画像の意図、目的、そして意味を提供するべきです。
代替テキストを書くときは、次の点に注意すると良いでしょう:
- 非テキストコンテンツはなぜここにあるのでしょうか?
- それはどのような情報を提示しているのでしょうか?
- それはどのような目的を果たしているのでしょうか?
- もし非テキストコンテンツを使用できない場合、同じ情報あるいは機能を提供するために、どのような言葉を使うでしょうか?
この属性に含まれているすべてのテキストが役に立つようにします。「チャート」「画像」「図」などの単語や、画像のファイル名はあまり役に立ちません。
ルールの説明
すべての埋め込まれたオブジェクトには、スクリーン・リーダーのユーザーに読み上げられるためのテキストによる代替がなければなりません。
仕組みについて (簡単に言うと)
すべての object
要素にテキストによる代替が存在することを確認します。