ドキュメントには、ナビゲーションを支援するためのタイトル要素が含まれている必要があります
Learn Web Accessibility
Compliance Data & Impact
Disabilities Affected
- 視覚障害
- 視聴覚障害
- 運動障害
Standard(s)
- WCAG 2.1 (A)
- WCAG 2.0 (A)
- WCAG 2.2 (A)
- Trusted Tester
- EN 301 549
WCAG 達成基準 [WCAG 2.1 (A)]
- 2.4.2: 必須: Page Titled
WCAG 達成基準 [WCAG 2.0 (A)]
- 2.4.2: 必須: Page Titled
WCAG 達成基準 [WCAG 2.2 (A)]
- 2.4.2: 必須: Page Titled
Trusted Tester Guidelines
- 12.A: 必須: A <title> element is defined for the web page.
修正方法
意味のあるテキストを含む title 要素を用いて、ドキュメントにわかりやすいタイトルをつけます。
ドキュメントの title にページのコンテンツを要約した短くわかりやすいテキストが含まれていることを確認します。
title タグを用いてドキュメントにタイトルを追加します。次の通りに対応できます:
<html>
<title> A brief, clear, informative, and unique title</title>
<!-- the rest of the page content -->
</html>
良いタイトルは簡潔で、明確で、有益で、一意です。ドキュメントの title にページのコンテンツを要約した短くわかりやすいテキストが含まれていることを確認します。このルールに合格するには、単に title 要素を記載するだけでは不十分です。この要素には意味のあるテキストも含める必要があります。
タイトルを書く際は、これらのベストプラクティスに必ず沿うようにしてください:
- 「無題のページ」などのプレースホルダーのタイトルをより適切なフレーズに置き換える
- 各タイトルを一意にする。たとえ類似していても、ページ間でタイトルを重複させない
- 固有の情報を最初に置く。企業名やブランドをタイトルに含めたい場合、この情報は固有のコンテンツより後ろに置くべきである。そうでなければ、スクリーン・リーダーのユーザーは興味のあるページを探す間、この情報を何度も聞かなければならなくなる
- ページタイトルとページの最初の見出し (h1 とされていることが望ましい) を一致させる。これらは同一でなくても良いが、
titleとh1要素は本来同じ目的で使用されるため、よく似たものにすることが理にかなっている
ページをさらにアクセシブルにすることに加えて、タイトルには他の利点があります。サーチエンジンはフィルタリング、順序付け、および結果を表示する際に、タイトルを使用するためです。サイトのアクセシビリティを改善することで、ページをさらに見つけやすくするという効果も得られます。
なぜ重要なのか
スクリーン・リーダーのユーザーはページタイトルを用いてページのコンテンツの概要を把握します。ページにタイトルがない場合、スクリーン・リーダーのユーザーにとってページを操作することは難しく、混乱を招く可能性があります。ページの title 要素は最初に web ページがロードした際、スクリーン・リーダーのユーザーが聞くものです。
title はスクリーン・リーダーのユーザーがページにアクセスした際に最初に聞こえる内容です。title がない場合、あるいは title に十分な説明がなく一意ではない場合、スクリーン・リーダーのユーザーはページを読み、コンテンツと目的を把握しなければなりません。
ルールの説明
HTML ドキュメントには、ユーザーにコンテンツの概要を提供するために title 要素がなければなりません。また、存在する場合は、空にしないでください。
仕組みについて (簡単に言うと)
各 HTML ドキュメントに title が含まれていることを確認します。
リソース
axe 4.10 ルールの一覧 を参照する
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