accesskey属性値は一意である必要があります
修正方法
ドキュメント内で使用されているすべての accesskey
の値が一意であることを確認してください。
重複している accesskey
値を探し、変更しましょう。
次のコードを見てみましょう:
<a href="google.com" accesskey="g">Link to Google</a>
<a href="github.com" accesskey="g">Link to GitHub</a>
いずれかの accesskey の値を変更し、重複した値を取り除きます。上記コードの改善版は下記の通りです:
<a href="google.com" accesskey="g">Link to Google</a>
<a href="github.com" accesskey="h">Link to GitHub</a>
「アクセスキーを提供する」という選択肢は存在するものの、accesskey
属性値を含むことは次の制約により推奨されません:
- アクセスキーはすべてのブラウザーでサポートされていません。
- アクセスキーは必ずしもユーザーに伝わるとは限りません。
- 開発者により指定されたアクセスキーは、ブラウザーのアクセスキーと競合する可能性があります。
- ラベル要素で用いられている文字をアクセスキーとして使用すると、複数の言語でコンテンツを提示している場合に問題が発生する可能性があります。
なぜ重要なのか
ドキュメントの一部に accesskey
を指定することで、特定のキーを (通常は alt
との組み合わせで) 押下した際、ユーザーは素早く要素をアクティベートあるいはフォーカスできるようになります。 accesskey
値を重複させると予期しない影響が起こり、結果的にページがアクセシブルではなくなります。
定義された accesskey
ごとに、その値が一意であり、既存のブラウザーとスクリーン・リーダーのショートカットキーと競合しないことを確認しましょう。
全盲又はロービジョンのキーボードを使う、マウスなどの目と手の協調運動を必要とするデバイスを使用できないユーザー、ポインターを追うことが難しいユーザー、あるいは代替キーボード又はキーボードエミュレーターとして動作するような入力デバイスを使わなければならないユーザーはコンテンツを操作できません。
ルールの説明
ドキュメント内のすべての accesskey
は一意でなければなりません。別の言い方をすると、accesskey
はキーボードユーザーへの予期しない影響を防ぐために、繰り返してはなりません。
仕組みについて (簡単に言うと)
ページ内の accesskey
属性を持つ各要素が一意の値を持つことを確認します。